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陸上特殊無線技士の資格、ドローン操作で活用できるって本当?

  • 執筆者の写真: Emi
    Emi
  • 2024年12月22日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月25日


資格を忘れていた私が見たドローンの世界


「アレ⁇この資格って見覚えがあるんですけど」と、内心ぷちパニックな私。


それもそう。

22歳くらいの時に、自衛隊の仕事で必要で、必死で取った資格だったのだ。

そのくせ退官した後は全く使い道がないので、そのまま存在を忘れていた。


そんな資格が再び顔を出すきっかけになったのが、「高知県の柚子畑でドローン撮影」というプロの現場にお邪魔した時のこと。


ドローンと聞いて思い浮かべるのは「わりと大きいやつ」だったけれど、現場にいたのは「空を飛ぶペットみたいな小型ドローン」。


手のひらから発進して、帰ってくる姿はかわいらしい。ドローンは着々と進化していたのである。



ドローンの種類:100g以上と100g以下



帰宅後、早速ドローンについて調べてみた。すると、100g以上と100g以下で大きく分かれることがわかった。


100g以上のドローンは重さがある分、風に強く、プロ向けの撮影に使われる。


一方、100g以下のドローンは規制が少なく、初心者に向いている。ただ軽い分だけ、ビューンと少し強い風が吹くと飛ばされるし、カメラの映像もブレる。


用途に合わせて選べるのが魅力だ。



ただ、100g以下の機体にも、ちゃんと規制は存在している。どこでも飛ばしていいわけじゃない。


国の重要施設や原子力関係、防衛、空港、外国公館などは禁止。自治体ごとにも禁止されてい場所もあるし、道路の上や人の庭や家の上とかも当然禁止。



操作方法の違い&どこまで飛ばせるか:Wi-Fiと無線



そして、もうひとつの選択肢、Wi-Fiか無線かで大きく違う。


Wi-Fiは、スマホとリンクさせて使う場合が多い。いつもスマホで使っているWi-Fiのイメージ通り、障害物あると途切れるし、そんなに遠い距離、高さも無理。


無線は、目で見えない所までどこまででも飛ばせるから、ゴーグルを使ってリアルタイム映像を見て操作することもできる。画像が途切れたり電波干渉などのリスクは低いから安心。


ちゃんと100g以下の機種も売っているけど、自作の機体を使っている人も多いみたい。


つまり、思いっきりプロや専門的な人向きなのである!



特殊無線技士1級の登場!



このWi-Fiか無線か問題のところで、私の持っているマニアックな資格は登場するのです。


「アマチュア無線4級または、陸上特殊無線技士3級以上の資格が必要」

おいおい、

こちとら1級持ってますねん。


これを持っていると、商業用ドローンや業務用通信で特定の周波数も使えるとのこと。


でも、それも無線開局の手続きをした後の話。


無線開局とはなんぞや。

もうそこからわからない。


『特定の周波数帯を利用するために国の許可が必要になる手続きのこと』らしい。


そもそも陸上特殊無線技士1級とは、『無線設備の運用に関する最高ランクの資格で、地上に設置されたすべての無線局設備(高出力含む)の操作や管理が可能』とのこと。


つまりドローンに関しても、1級を持っていると全ての無線設備が使えるということらしい。


最高ランク⋯やっぱり宝の持ち腐れ感がすごい。


そして、ここ重要。

何がすごいのか、その有り難みがさっぱりわからん。



結論:ドローンの世界は複雑!



結局のところ、私がこの資格を使おうと思うと、無線局の開設免許の手続きが必要になる。


つまり、Wi-Fiじゃない無線のドローンを使って、鳥目線の上空からの映像とか、かっこいいヤツをとってやろう!とか思えばやれる・・・申請さえすれば。ドローンを扱う技術さえあれば・・・・。


ねぇ、ここまで書いてなんですけど、ドローンの世界。

複雑すぎやしませんか?

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