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食道ってどんなところ?癌に負けない食生活と薬膳の知恵

  • 執筆者の写真: Emi
    Emi
  • 2024年12月30日
  • 読了時間: 4分

更新日:3月25日

食道ってどんなところ?


みなさん、食道というものをどのくらいわかっているだろうか。

偉そうにいう私も、先月薬膳の授業でならって知ったのだ。


食道とは、喉から胃の入り口までをつなぐ“ホース”のような部分。ここを通じて、食べ物が胃に送り届けられる。ちょっと気持ち悪いけど、太さは約2センチ、長さは25センチの縦に立った“細長い蛇”が喉と胃をつなげている感じ。


壁は薄く、飲み込むものに合わせて形を変えられる仕組みです。


この“蛇”には、リンパ管がびっしりと張り巡らされている。

そして、心臓と肺はすぐ隣なうえに、喉と胃にはつながっているのだ。


そう、いろんなところに転移しやすい状況が整っている器官なわけです。

食道癌の進行が早い理由もここにあります。



お粥をもっと楽しもう! 癌に負けない食生活



癌に負けないためには、どんな食生活がいいのか。


お粥!!

あの病人食のイメージがあるアレが1番のおススメです。

お粥は日常の食事にもっと取り入れてほしい優秀なメニューなんです。


例えば、昆布ベースのお粥に雑穀(はと麦やあわ)や山芋、里芋、きのこを加えれば、消化吸収が良くて栄養満点!しかも体を内側から温めてくれるので、胃や食道に優しいんです。


こんな食材もおすすめ:

• 蓮根:喉や粘膜を潤してくれる救世主。


• にら:血行を良くし、体をポカポカにしてくれる。


• キウイ:ビタミンCたっぷりで免疫力をサポート。



「癌に良い食事=老人にも良い食事」ということで、うちでは犬が年取ってきたので参考にしています。



食道癌のサインに気づこう



どの癌もそうだけど、初期は自覚症状がほぼない。

でも、食道癌の場合はこんなサインが現れることがあります。


• 喉に食べ物が詰まりやすい。


• 喉に引っかかる感じがする。


• 熱いものや刺激物がしみる感じがする。


どれも「気のせいかな?」と思いがちな症状ばかり。


「大げさかな」と迷っている間に進行することが多いのが食道癌の特徴です。

特に食道癌は転移しやすいので、少しでも気になることがあれば早めに病院で診てもらいましょう!



どうして食道癌になるの?



原因としてよく言われるのは、「強いアルコール」「熱い食べ物」の習慣的な摂取。


またそれだけではなく、「辛いもの」「酸っぱいもの」「塩辛いもの」なども取りすぎると、粘膜を傷つける「熱毒(ねつどく)」となり、食道にダメージを与えると言われています。

なにごとも『ほどほど』がいいようです。



でも、不思議じゃありませんか?

同じような食生活をしていても、癌になる人とならない人がいる。

この違いって何?と思いますよね。


これには理由があるそうで、大きく分けて以下の3つが影響するんだとか。


1. 熱毒(生活習慣):刺激物や不規則な食生活。


2. ストレス:過度な悩みや怒りが「気血(きけつ)」の流れを悪くする。


3. 体質や年齢:高齢や体力の低下が影響。


つまり、生活習慣や感情のコントロールが癌の予防にとても重要なんですね。


たまたまだとか、運が悪い、というわけではないのです。



癌になったらどうする? 薬膳的アプローチ



「もし癌になったらどうすればいいの?」という疑問もありますよね。

薬膳的には、癌の進行具合に応じて対応が変わるとされています。


• 初期:悪いもの(毒素)を排出する食事を。


• 進行期:排出しつつ、体力を補う食事を。


• 末期:体力を補い、生活の質を上げる食事を重視。


どの段階でも、「自分の体と向き合う」ことが最も大切です。

体の声を聞き、必要なケアを取り入れていきましょう。



まとめ:自分の体をいたわるために



食道は、普段あまり注目されない器官かもしれませんが、私たちが生きる上で欠かせない“命のホース”です。

そして、この大切な食道を守るためには、日々の食生活や感情のコントロールがとても重要だと学びました。


お粥や雑穀、蓮根など、薬膳の知恵を日常に取り入れることで、体を優しくケアしながら癌のリスクを減らせるかもしれません。


ちょっとした違和感を見逃さず、早めの受診を心がけてくださいね。


「食道癌にならない食生活」を目指して、まずは今日のご飯にお粥を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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